カリカチュア?

時計代わりにつけているドラマ「天花」。
これまでの作品でどんな破天荒なストーリーが展開しようと、あるいは中盤以降信じられないほど話が停滞しようとずっと視聴していた祖母が、これだけは「わけがわからん。おもしろないから見たくない」といって見るのを拒否し、とくダネ!他の局に切り替えるようになった。

今はその祖母がいないのでNHKをつけている。
私も母も、朝からにぎにぎしいコマーシャルや、さわがしいスタジオ風景を見ると疲れるのだ。

で、その天花。主人公の妹の結婚問題で、相手の両親が大阪からやってくる。

二人とも絵に描いたような、「引越しのサカイ」的大阪人。
あーあーやってるやってると思いながら眺めていたら、
「あんたはあかんたれや」とか「おなご」とか言ってる。
わー、まるで花登筐か織田作の世界。この脚本家にとって関西は近代以前の存在なんだろうか・・・・
あと、父親のほうが「かましまへん」と言ってたけど、これは京都弁?のような気が。
まあ、ドラマ全体に影響を及ぼすシーンとも思えないから、これは古いハリウッド映画に出てくる黒人の農夫や使用人が「〜ですだ」と言ったりする*1ようなものと流すべきなのでしょうか?しかしなんとなくいい気はしないのでした。


*1:吹き替えがですが