たまらん映画

胸さわぎの放課後


胸さわぎの放課後
製作=アート・センター 配給=東映
1982.04.17 
90分 カラー ワイド

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製作 ................  三浦波夫
企画 ................  中村賢一 岸本一男
監督 ................  石山昭信
助監督 ................  佐藤雅道
脚本 ................  古田求
原作 ................  村生ミオ
撮影 ................  西浦清
音楽 ................  伊藤銀次
美術 ................  小沢秀高
照明 ................  水野研一
編集 ................  長田千鶴子
出演 ................  坂上とし恵 ひかる一平 山下美樹 美加里 朝丘雪路 中尾ミエ

最初に見たのはいつだっけなぁ・・・あんなはずかしい映画はない。
ひかる一平はバスケ部員、野々村真の嫁がマネージャー。真の嫁は一平のことが気になっていて、友達の眼鏡っ子と、かっこいいよね・・と噂話に花を咲かせる。合宿中、眼鏡っ子に頼まれたラブレターを渡しに夜のバスケットコートへいくと、僕は君と付き合いたいんだけどな・・といわれる。えっ?実は私も・・・ってことで付き合いはじめる。眼鏡っ子はそれを知ってムキー!二人は絶交状態に。

初デートの日、原宿の歩行者天国で不良に絡まれる。一平は悪くないんだけど、それが学校で問題化し、連帯責任でバスケ部が試合に出られなくなってしまう。このへんのいかにもな感じももう・・たまらん。

さてここから真の嫁による必死の署名活動がはじまり、最初は冷ややかに見ていた眼鏡っ子も、その熱意に心を打たれて自らも参加、二人は和解する。

そして・・・・悶絶のクライマックスは、放送部室を占拠してのアピール!
彼はわるくないんです。私を助けようとしただけなんです!!お願いします!!
そのうち感極まって泣き声になった嫁の放送は、一平への愛のメッセージとかわっていき、

『好きよ!大好きよ!!アイラブユーよ!!』

という声が全校に響き渡るのであった・・・普通そんなことされたら一平も引くと思うんだけど、一平はひとりぼっちの体育館でそれを聞き、ありがとう・・・なんてかわいい人なんだフフ・・・。という感じの笑みを浮かべる・・・ ああ、もういっそひと思いに殺して!!!


好きなんだけど。