ウイリアムス、がんばりすぎ(川藤・談)

オリンピック野球、今日も負けてしまいましたね。ここまでオーストラリアにやられるとは。



オリンピックに限らず、チーム競技とくに球技の国際試合を見るのはしんどい。
韓国人学校に通ってたころ、おそらくチケットがあまっていたのであろう韓国対日本だったりほかの国のバレーボールの試合を府立体育館などに見に行くことが何度かあって、たいていは負けてくやしい思いをした。
帰りの話題は自然と、やっぱり国が貧乏やから・・・とかそういう感じになって情けなかった。

たまに勝っても、周囲がほとんど日本人のなかで、大喜びするのもなんとなく気がひけ、
両親の仕事で韓国から来日している子なんかは大喜びしてたけど、そういうのにもなんとなく違和感があった。

個人競技の場合は、見ていて親しみを覚えればその選手をひいきにするし、
日本や韓国の選手が出ていて、いい成績を残せばそれもうれしいと思う。

でもバレーボールだとかサッカーだとか、野球もそうなんだけど、チームが一丸となって
国のためにというのを強調されるとひいてしまう。そしていつもなんともいえない疎外感が。

これが在日というものかもしれない。その濃淡はさまざまだろうけど。


予選でのオーストラリア戦は、ぜんぶ勝ってるんだからこれくらい負けてもいいんじゃないかと思って見ていた。阪神のウイリアムスが好きなので、出てくるといいなと思いながら。
日本代表そのものにたいしては、なにかというと長嶋長嶋ってバカじゃないかと思い、ハナについていたし、あまり関心ももてなかった。

で、望んだとおりウイリアムスが出てきて、きっちりおさえてしまった。
まあ、いいじゃないのと思う反面、日本に戻ってからギクシャクしないかと余計な心配もした。

しかしこれが二度も、となるとどうなんだろう?だいじょうぶかな?
外人すけっと外人すけっとだから問題なしなのか。誰か教えてください。

などと、いろいろ心配事がつきないので、国際試合を見るのはしんどい。