ワイルドワイルドワカヤマ
高野山に初めて行ったとき*1、案内してくれたガイドの女性(たぶん当時で60代半ば)は心臓のことを「しんどう」と発音*2してたっけ。しかも、「本来のしんどう(心臓)と、頭にある第二しんどう(心臓)*3というのがあってな！」とかどうのこうの言うので、おそらくそこにいる人のほとんどが理解できなかったはず。そういう商売っけたっぷりなツアー(知人がいけなくなったので代わりに参加した。)は経験がなかったのでいろいろおもしろかったが、なかでも、バスが強制的立ち寄りポイントである土産店に向かう途中、強行軍に疲れ果て、言葉少なく静まり返った乗客を気にせず、胡麻豆腐の食べ方を延々話し続けたのにはちょっと感動した。あのガイドさん、まだ現役だろうか。
