ボヤボヤするなよ

昨夜ヤカンを火にかけてテレビに見いること約10分、台所のほうからパチ、パチと怪しい物音がしてきました。
私はまた猫がなんかイタズラしとんな?と思い、台所へ続くドアを開けましたが、何も見えない!あれ?台所の電気消したかしら?と一瞬思いましたが、そうではない。煙で何も見えない。つづいてなんともいえない臭いが鼻をつんざき(っていうんだろうか)、やっと気がつきました。火事だ!
コンロに近づいてみると80センチくらい高さの火の手があがっていました。このままでは視界がきかないので換気扇を回そうと考えましたがちょうどスイッチのあたりまで火が広がっていて、熱くて触れないし、急に酸素を取り込むと火がさらに大きくなる可能性もあるのであきらめました。

部屋にいる家族に応援を頼み(青い顔で「やばい」と言ったらしい)、押入れから毛布を出してかぶせるとなんとか火は消えてくれました。鎮火とともにさらに煙がすごくなったので表に出て外から網戸をむりやりはずし、窓を開けました。

後から検証したところ、壁に立てかけてあった樹脂製のトレイが倒れ、そこに火がついて燃えたようで、あの煙からするとこれだけ?という感じもするのですが、さすが石油化学製品、壁から天井から、いたるところに黒くて油っぽい煤が張りついておりました。(二階にある私の部屋はさらにすごいことになっていたのですが)

ああ、なんとかボヤですんでよかった。こんな恥をここに書くのもどうかと思うのですが、いくら寒くても調理中は台所から目を離しちゃいかんということ、そして火災報知機は絶対必要であると思いました。ショック・・・