まだだいじょうぶ?

段ボール豚まんだか肉まんだかのニュースはやらせ?というので、もうなにも信じられない!、と言う人がいれば、いや、あまりに騒ぎが大きくなったので火消しに必死なのさ、という意見もありで、なにがなんだかわからない・・・という人がいちばん多いのではないでしょうか。

以前書いた<都市伝説怖い>にもつながる話なんだけど、以前(少なくとも20世紀まで)は、中国から来たといえばなんでも霊験あらたかに見えていましたよね。あと超能力者とか双頭人発見とかそういうのも、共産圏ゆえの情報の少なさ(言論統制)と、そこをくぐりぬけてくるんだから本物なんだよ!きっと!という期待(または不安)があり、そこに中国4000年の〜という幻想がいい具合に混じりあって、相互補強しあうような構造があったと思います。

その中国も、最近は工業国のイメージが定着し、その急激な変化に戸惑う人(私を含めて)は、いままでと違った感情*1を中国に対して持ったのではないでしょうか。

しかし実際には工業や市場経済の発展だけでなくメディアの状況も変化していて、いまや、中国のテレビも日本に劣らずなんでもありであるということ、その生々しい切り口を見せられた我々(この件に関してはオボコであった)が、まんまと乗せられてしまったということなのかなぁ。

続報がありそうだけど、これもまた新たな都市伝説のタネになっていくのでしょう。

*1:おそれと侮り?