よりによって

我が家では以前から、お腹をこわしたり、風邪をひきそうなときは、「すぐに(高麗)人参茶2倍*1飲んで、治して!」ということになっている。
味はイマイチだが効果は確かで、即効性がある。

韓国土産としてはポピュラーなこのお茶、これまでは祖母が韓国にいったとき買ってきたものでまかなわれていた。しかし、曾祖母が亡くなってからは祖母が韓国にいくこともなくなり、ついにストックがきれてしまった。

どうしよう?鶴橋にいけば売っているんだろうけど、この暑い時期あの商店街を歩くのはつらいし、方向音痴の私は迷うこと必至である。

そこで、通販を利用してみることにした。

ところが、困ったことに人参茶だけでは1000円程度にしかならない。送料が無料になるのは5000円からというところが多くて、このままでは1000円の人参茶に700円くらいの送料がかかることになる。これはバカらしいので、なんとか5000にしようと他の商品も見てみる。この時点でいくつかの店を並行して見ていたのだけど、どこも品揃えが似通っていて、どこで何を見たのかわからなくなってしまう。んで、混乱→あー今日はやめとこう。ということを数回くりかえして注文までたどり着いた。

頼んだものは、人参茶のほかにとうもろこし茶、サンチュにつける味噌、辛ラーメンは苦手なのでノグリうどん、チャパゲティという名のインスタントジャージャー麺、レトルトの参鶏湯、それから、ちょっと勇気を出して買ってみた缶入りのシッケ。

シッケとは韓国の甘酒みたいなもので、冷やして飲むとサッパリしてておいしい。前は水でといて、炊飯器で発酵させて作る粉末状のを時々買って飲んでいた。

シッケは飲みたいけど缶入りってのが不安ポイントである。
外国製の缶飲料って、めずらしさもあって時々買ってみるんだけど甘味が独特だったりしてあまりおいしいと感じたことがない。
値段は安いんだけどな〜と迷う。散々迷ったが、どんな味だろ?という好奇心のほうが勝った。





そして今日、注文した品物が届いた。

届いたブツを冷蔵庫や、戸棚にしまっていき、最後に残ったのが例のシッケ缶。
冷蔵庫にいれようか?と缶を手にとって見る。これはいかん。

「カレーを食べてるときに○○○の話するなよ!」みたいなことがよく言われるが(実際いわれたことはないけど)、そんな感じで、パッケージのイラストは白いツブツブからいちばん連想したくないものに似すぎている。わーん!!みなきゃよかった!!

そんなしょうもないことと思われそうだが、私は変に神経質なところがある。牛乳を飲もうとするたび乳牛の顔を思い出して給食の牛乳が飲めなくなったり。



コップにあけて飲めばいいんじゃない?という案があるが、中身がこの絵ソックリだったらと思うとこわくてあけられない。

*1:通常カップ一杯に対して一包のところ、二包入れて飲む。