愛玩?考え方の違い?

近所に猫がいっぱいの通りがあって、そこの子猫が時々うちのお風呂場の壁に(ちいさな隙間がある。)落ちたりしてる話をこれまでにも何度か書いた。

主にエサをやっている人たちが4人ほどいるんだけど(私はやっていない)、特に熱心に世話をしているおばさんがいて、その人は猫に詳しくないのでいろいろ聞かれて教えてあげたりしていた。
そのおばさんはことあるごとに、また増えたらどないしようどないしようと言っていたが、
猫は増えすぎるかと思えばフッとどこかにいったりして(きっと車にひかれたのだろう)、
それなりの数に保たれていた。

去年の今ごろ、何匹かが続けて姿を消し、残っているのはメスが二匹、オスが一匹になった。

私は、いまだったら比較的数がすくないし、メスの不妊手術をしてしまえば、もう増えませんよと話してみた。エサをやっている人たちはみな親しいし、缶詰とかけっこういいものを与えてるみたいだから、数を増やさないのはその節約にもなるし、そう考えてみんなでお金出し合ったらどうですか?私も協力します。って

何度かそれとなく話をもちかけたんだけど*1、反応は鈍かった。どうも、エサはやってるけどペットということになるとそれにともなって発生する責任(近所の苦情等)を負うのが嫌なようだ。

そうこうしているうちに春が来て、二匹のメス猫がそろって仔を生んだ。
三匹だったのが一気に十匹以上になってしまった。
こうなるとやはり目につくし、糞の匂いとか、家に入ってきて困るといった苦情がどんどんそのおばさんのところに寄せられるようになった。

あーあ、だからあのときやってればよかったのにと思ったが、どうもこの辺はわりと深いところの考え方の違いがあっていかんともしがたいのかなとあきらめ半分で、でも心配しつつ見ていた。

そして、今朝聞いたのだが、
月曜に保健所の人が来て全部連れて行くことになった。らしい。
おばさんは、仕方ない、とか、近所に迷惑かけたなと言っていた。
しかし何か違う気がする。もうちょっと先にできることあるでしょう。


はぁーなんだか脱力するなー。


*1:あまりしつこくして怒らせてはいけないので