お宿の話

id:kokoroshaさんのkokorosha/20040901を読んで、
宿坊というと高野山を思い出す。数年前高野山のある宿坊に泊まって二泊目、ちょっと疲れたので戻って昼寝でもしようかということになった。部屋に戻ると疲れのせいか同行者と喧嘩になってしまった。そのうち話は数年前のことにおよび、話しているうち涙がでてくる始末。そんなこんなでお互いに和解したころ、人の声がして、襖が開けられた。そのときの状態といえば、二人とも浴衣をしどけなく着、それまで着ていたパンツやらTシャツが部屋のあちこちにかけてあり、(昼寝しようと思ってたので)障子を閉めて明かりもつけずにいた。宿坊の人も襖をあけてしまったことを後悔するような雰囲気だったらしく、「あっ」と非常に狼狽された様子だった。その節は申し訳ありませんでした。

それと、こないだ母親が、私も知らんかったんやけど・・・というので何かと思うと、
祖母は若いころ宿屋をやってたらしい。いままで食堂を開いて繁盛したという話は聞いたことがあったけど、これは初耳だった。と、言っても夫と姑にやらされていたというのが実際らしく、なんの経験もない祖母が、宿泊客の世話から炊事洗濯、掃除に薪割り(!)まで一人でこなしていたという信じられない話。
あまりの疲労にある日祖母は、仕事中ふとん部屋で眠ってしまった。
すると夫と姑さんたちにそこで客とあらぬ関係になったと邪推され、折檻をうけるはめになったそうな。ひぇーーーっ。濃すぎる。




後半部分、ちょっと間違いを発見したので手直ししたら、途中からの文がなくなっちゃってました。書き直しました。